産業部会 6月定例部会(第242回)のお知らせ

 産業部会は,真空技術に関する多様な情報を紹介することを目的として活動を続けております.6月定例
部会のプログラムをお知らせいたします.定例部会終了後には,毎回恒例となっております講師を囲んでの
懇親会を開催いたします.さらに深く突っ込んだディスカッションや情報交換の場としてご活用ください.
 多数のご参加をお待ち申し上げます.



日 時:平成22年6月16日(水)14:00〜16:30
場 所:機械振興会館(芝公園) B3-1 号室(地下3 階)
参加費:無料


               ープログラムー

開会挨拶                 (日本真空協会 産業部会長) 土岐 和之 14:00〜14:10

1.大和テクノオスミウムアパーチャープレート
      〜独創加工技術と新規性オスミウムコーティング技術〜
           ((株)大和テクノシステムズ 開発・生産技術統括本部) 飯田 薫 14:10〜15:10

[講演要旨]
電子顕微鏡や関連する分析機器などに用いられるアパーチャープレート(電子線シボリ)は,電子線の 通過により帯電やコンタミ付着が起こりやすい.しかし弊社技術のオスミウムコートを施すことで, これらの不具合を大幅に抑制することが可能となる.講演では,その成膜技術の特徴や利点,ならびに 真空産業と関連の深いその他の弊社技術や取扱製品の紹介も行う.
                 休  憩 2.「太陽電池製造プロセスと真空技術」―太陽電池製造と真空技術の係わりを探って― (真空テクノサポート 代表) 木ノ切 恭治 15:30〜16:30 [講演要旨]
太陽電池は日本でも国の助成制度が本格化,世界的にも色々な優遇制度が確立しており,それに伴い生 産高も世界的に急成長している産業となった.日本でも多くの企業が太陽電池の材料,電池の生産,製造 装置の生産に力を入れ始めている.これらに携わっている企業はその何処に商機があるのかが分かるが, この世界はその多くが企業秘密の世界.そこで技術専門書,講演会などからの情報を集積して太陽電池と 真空技術の係わりについて調査した.その結果,太陽電池は真空技術がないと生まれも育つことが出来な かったという事実だった.本講演ではその調査結果について述べる.
 講演終了後,講師をお招きして懇親会(会費2,000円)を開催します.講師への質問,相互の情報交等, 有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい. なお,参加ご希望の方は準備の都合上、事前に事務局宛ご連絡頂きますようお願いいたします. 申込み・問合せ先:日本真空協会 事務局          〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室          TEL:03-3431-4395 FAX:03-3431-5371          E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org