日本真空協会 産業部会 平成23年10月例会(第253回)のお知らせ

  産業部会は年6回,産業界と大学・研究機関から講師をお招きして講演会(例会)を開催しています.
 本例会では,最新のゲッター技術の現状と真空圧力から超高圧力までの圧力標準の概要について,それぞれ
 この分野でご活躍の講師をお招きしました.多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます.

 日 時:平成23(2011)年10月19日(水)14:00〜16:30
 場 所:機械振興会館(芝公園)B3-1号室(地下3階)
 参加費:無料

                −プログラム−

 開会挨拶               (日本真空協会 産業部会長) 土岐 和之 14:00〜14:10
 1.ゲッター技術の最新デバイスへの応用
     (サエス・ゲッターズ エス・ピー・エー ジャパンブランチ 代表) 堀口 尚彦 14:10〜15:10

  [講演要旨]
 サエス・ゲッターズは真空管と共に今まで歩んでまいりまして,昨年創立70周年を迎えることができ  ました.サエスのゲッター技術は,真空管の生産全体としては減少してはいるものの,現代の”真空”  を必要とする最新の電子デバイスにて,その応用範囲を広めております.今回は,ゲッター技術の  最新応用技術をご紹介させていただきます.
                  休  憩  2.圧力標準の開発・維持・供給の現状 (産業技術総合研究所 計測標準研究部門 力学計測科                   圧力真空標準研究室 室長) 小畠 時彦 15:30〜16:30   [講演要旨]
 産総研では,超高圧力から極高真空における幅広い圧力範囲で,圧力計や真空計による測定の基準となる  圧力・真空標準を整備しています.また,圧力計や真空計の,より信頼性の高い校正技術についても研究  開発を進めています.本発表では,1 Pa から 1 GPa までの圧力標準の開発・維持・供給の現状を中心に  概説します.
  講演終了後,講師をお招きして懇親会(会費2,000円)を開催します.講師への質問,相互の情報交換等,  有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい.  なお,参加ご希望の方は準備の都合上,事前に事務局宛ご連絡頂きますようお願いいたします.  ◎次回の開催予定:平成23年12月7日(水)  申込み・問合せ先:一般社団法人 日本真空協会 事務局           〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室           TEL:03-3431-4395 FAX:03-3433-5371           E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org