日本真空学会 産学連携委員会
平成26年1月例会(第271回)のお知らせ


  産学連携委員会の新年最初例会は,新春にふさわしく“夢”のある新技術2件のご講演です.
 一つは、フレキシブルなガラス基板への成膜が拓く新しい応用分野のご講演と,もう一つは,昨日の夢が明日の
 現実になるのか,“宇宙エレベーター“開発の現状と今後の課題等についてのご講演です.
 皆さま多数のご参加をお待ち申し上げます.


 日 時:平成 26(2014)年 1 月 21 日(火)14:00〜16:30
 場 所:機械振興会館(芝公園) B3−1号室(地下3階)
 参加費:無料

                  −プログラム−

 開会挨拶              (日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 土岐 和之 14:00〜14:10

 1.超薄板ガラスへの成膜
                   (日本電気硝子(株)薄膜事業部 担当課長) 櫻井 武  14:10〜15:10

  [講演要旨]
  液晶用の板ガラスはテレビ需要に応じて,大型化と薄型化が進んできた.無アルカリ・低膨張などの特徴を持つ  TFT液晶用ガラスは透明度も高く,光学関係など液晶以外の用途でも使用されている.成形技術の進歩とともに  厚さ100μm以下のガラスも製品として供給されだしており,その成膜品の用途・応用について報告を行う.
                  休  憩(15:10〜15:30)  2.宇宙エレベーター 〜人類最大の建造物を創る理由〜                    (日本大学理工学部精密機械工学科 教授) 青木 義男 15:30〜16:30   [講演要旨]
  現在のロケット技術に代わる完全宇宙往還機として提案されている「宇宙エレベーター」について,その仕組み,  建造する意義,国内外の開発の現状ならびにスピンオフ技術などについて,実験動画を多用して分かりやすく説明し  ます.新たに設置された航空宇宙学会「軌道エレベーター検討委員会」の研究経過についても言及します.
 講演終了後,講師をお招きして交流会(会費2,000円)を開催します.講師への質問,相互の情報交換等,有意義な  ディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい.  なお,例会・交流会に参加ご希望の方は,準備の都合上,事前に事務局宛ご連絡頂きますようお願いいたします.  申込み・問合せ先:一般社団法人 日本真空学会 事務局           〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室           TEL:03-3431-4395 FAX:03-3433-5371           E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org