日本真空学会 産学連携委員会
平成27年1月例会(第279回)のお知らせ


  産学連携委員会の新年最初の例会は,我々の生活に不可欠のタッチパネルとLEDに関わるご講演です.
 いずれも近年目覚ましい成長,発展を遂げていますが、その最新の動向とその背景の課題等について,
 研究・開発のリーダからのご講演です.皆さま多数のご参加をお待ち申し上げます.


 日 時:平成 27(2015)年 1月 20日(火)14:00〜16:30
 場 所:機械振興会館(東京都港区芝公園 東京タワー前) B3−2号室(地下3階)
 参加費:無料

                  −プログラム−

 開会挨拶          (日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 土岐 和之 14:00〜14:10

 1. タッチパネルの最新動向
               ((株)タッチパネル研究所 開発部 部長) 中谷 健司 14:10〜15:10

  [講演要旨]
  今やタッチパネルはスマートフォン・タブレットだけでなく,あらゆる電子機器デバイスの入力インター  フェースとして必須となった.静電容量タッチパネルを中心として各種の構造・材料が開発されている.そ  の中でも軽量・可とう性を生かしたオールプラスチックタッチパネルを目指したセンサー材料やカバー材料  の開発状況を紹介する.
               休  憩(15:10〜15:30)  2. GaN系発光デバイスの現状と展望                (京都大学 工学研究科電子工学専攻 教授) 川上 養一 15:30〜16:30   [講演要旨]
  近年のGaN系半導体の研究進展はめざましく,2014年度ノーベル物理学賞の受賞対象となった高輝度青色LED  の開発が進展している.しかしながら,高電流注入で発光効率が低下する現象の解明・制御や,緑色LEDや紫外  LEDの高効率化は研究途上にあり,LED固体照明を発展させるための重要な課題となっている. 本講演では,こ  れらの現状と将来展望について解説する.
  講演終了後,講師をお招きして交流会/新年会(会費3,000円,17:00〜)を開催します.講師への質問,相互  の情報交換等,有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい.  なお,例会・交流会に参加ご希望の方は,準備の都合上,事前に事務局宛ご連絡頂きますようお願いいたします.  申込み・問合せ先:一般社団法人 日本真空学会 事務局           〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室           TEL:03-3431-4395 FAX:03-3433-5371           E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org