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産学連携委員会1月例会 2016年

2016年1月21日 @ 14:00 - 16:30

日本真空学会 産学連携委員会
平成28年1月例会(第284回)

  当委員会1月例会では,日本真空学会の第2回学会賞を受けられました中山勝矢先生に講演をお願いいたしました.中山先生は当委員会(当時は「産業部会」)の初代部会長で,日本の真空産業の立上げに尽力されたお一人です.真空産業の基盤として最も重要な圧力標準の作成に取り組まれたご経験は,現在の真空技術に携わる者にとって示唆多い内容と推察いたします.産業界からは,真空計・真空制御機器・電源装置の設計,製作,開発を行っている東京電子(株)から,最新の電源開発とその電源を用いたDLC成膜の現状を講演して頂きます.皆さま多数のご参加をお待ち申し上げます.

日  時: 平成28年(2016年)1月21日(木) 14:00~16:30
場  所: 機械振興会館(東京都港区芝公園 東京タワー前) B3-2号室(地下3階) 交通アクセス
参 加 費: 無 料

―プログラム-

 
開会挨拶                          (日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 入江 則裕 14:00~14:10

1.医療用インプラントに最適なDLC成膜法とパルス電源の開発
                                     (東京電子株式会社 代表取締役) 黒岩 雅英 14:10~15:10
                          共同研究者;(岡山理科大学 技術科学研究所 教授) 中谷 達行
    [講演要旨]
     医療用インプラントは体内に埋入されるため生体適合性の問題点が指摘されている.岡山理科大学・中谷教授はインプ
     ラントにDLC膜をコーティングすることにより生体適合性に優れた技術を開発した.この技術を応用して東京電子で新た
     に開発したパルス電源を使ったHiPIMS法により成膜粒子のイオン化率を向上させることで更なる高耐久性,高トライボ
     特性のDLC成膜が期待できる.

休  憩 (15:10~15:30)

 
2.高真空の圧力標準確立に伴って起きた問題            (広島工業大学 名誉教授) 中山 勝矢 15:30~16:30

    [講演要旨]
     計測には標準が不可欠である.高真空分野においては,標準器として大型マクラウド真空計が計画され設置されたが,
     予想外の問題が見出され,その後の進展は困難になった.その経緯を紹介して今後の役に立つことを期待したい.

 
講演終了後,交流会を開催します.相互の情報交換,講師との懇談など,有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい.
     時間: 講演終了後~18:30
     場所: 「うすい」(機械振興会館地下3階)
     会費: 3,000円
 
申込方法: 申込みは終了しました.

問合せ先: 一般社団法人 日本真空学会  TEL:03-3431-4395 FAX:03-3433-5371
                            E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org

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2016年1月21日
14:00 - 16:30
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