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スパッタリングおよびプラズマプロセス技術部会 第153回定例研究会

2017年5月19日 @ 13:00 - 16:40

スパッタリングおよびプラズマプロセス技術部会(SP部会)
第153回定例研究会
テーマ:「エネルギー材料(蓄電,省エネ)技術の最前線」

 平成27年11月30日におこなわれたCOP21の安倍晋三内閣総理大臣の発言の中で,エネルギー・環境イノベーション戦略(NESTI2050)における集中すべき有望分野として,電気自動車の走行距離を現在の5倍にする次世代蓄電池,効率よく電力を制御・変換することが可能な次世代パワー半導体(SiC, GaN)技術などが挙げられました.既に,内閣府(SIPやImPACT),文科省,経産省主導で大型の関連事業が推進されています.一方で,太陽光発電や次世代半導体など,これまでの国プロとしてスタートした研究開発から実用化まで40年かかっています.2050年をターゲットにしたとしても,既に実用化までにたどり着けない恐れがあります.また,2050年という長期を見据えた革新技術の開発という意識では産業界からの関与は困難だと言われています.つまり,中長期的な時間スケールで上記分野の革新的技術を実用化するためには,システム全体を最適化するような総合技術の両方が必要です.研究者が自身の中心となる学際領域以外で専門研究を推進することの意義は益々大きくなります.本研究会では,「プラズマ」と「エネルギー材料(蓄電,省エネ)」をキーワードに,「蓄電池」,「パワーデバイス」,「精密加工」,「薄膜」を専門とする大学,国立研究機関,試験研究機関の研究者を講師としてお招きしました.分野を横断する,異なる視点からの議論・討論を計画しています.皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.
 

日 時
2017年5月19日(金) 13:00~16:40 (受付12:30~)
場 所
信州大学(長野)工学キャンパス内 国際科学イノベーションセンター セミナースペース(2階)
〒380-8553 長野県長野市若里4-17-1 交通アクセス
共 催
信州大学先鋭領域融合研究群環境・エネルギー材料科学研究所
講演プログラム
薄膜技術を用いた固体リチウムイオン電池研究(物質・材料研究機構 ナノ材料科学環境拠点) 大西  剛 13:00~13:40
 
 
エピタキシャル膜電極を用いた電池反応場の界面反応解析(東京工業大学大学院総合理工学研究科) 平山 雅章 13:40~14:20
 
 
長野県工業技術総合センターの紹介と機能性薄膜の作製・評価事例(長野県工業技術総合センター 精密・電子・航空技術部門加工部) 飯田 祐介 14:20~15:00
 
 

休憩 (15:00~15:20)

 
GaNパワーMOSFET向けゲート絶縁膜技術(大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻) 細井 卓治 15:20~16:00
 
 
プラズマを援用した研磨プロセスによるワイドギャップ半導体基板の高能率無歪加工(大阪大学大学院工学研究科附属超精密科学研究センター) 山村 和也 16:00~16:40

 

見学会

環境・エネルギー材料科学研究所 電池研究設備見学16:50~17:20

参加費 ※当日会場にてお支払いください.
SP部会員  無料
共催所属教職員・学生  無料
日本真空学会正会員  23,000円
日本真空学会法人会員  18,000円
教育機関,公的機関に属する者  12,000円
学生   5,000円
一般  28,000円
申込方法
申込みは終了しました.
問合せ先
一般社団法人日本真空学会
TEL: 03-3431-4395  FAX: 03-3433-5371  E-mail: ofc-vsj@vacuum-jp.org

主催者

日本真空学会