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産学連携委員会5月例会 2017年

2017年5月24日 @ 14:00 - 18:30


日本真空学会 産学連携委員会
平成29年5月例会(第292回)

 当委員会5月例会では,大学・研究機関との共同研究で数々の分析装置を製品化されてきた株式会社トヤマにおいて,分析装置開発の責任者をされている高野様を講師としてお招きし,会社としての高真空への取り組み及び開発されてきた分析装置群の紹介をしていただきます.次に,株式会社トヤマと共同研究をされている工学院大学の坂本教授よりFIB光イオン化ナノ質量イメージング装置の実用化開発とその研究成果についてご講演を賜ります.
 なお,今回は試みに会員資格に関係なく参加費500円とさせていただきます.皆さま多数のご参加をお待ちします.

日 時
平成29年(2017年)5月24日(水) 14:00~18:30
場  所
機械振興会館 地下2階 B2-1号室 (東京都港区芝公園3-5-8 東京タワー前) 交通アクセス
参加費
500円
プログラム
開会挨拶(日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 入江 則裕 14:00~14:10

1.トヤマにおける高真空化への取り組み 及び分析装置群の紹介14:10~15:10
(株式会社トヤマ 分析装置タスクフォースマネージャー 兼 営業部 分析装置営業グループマネージャー 技師長)
工学博士  高野 明雄

[講演要旨]
 トヤマは,60年に渡って真空装置を作り続けてきており,特に放射光に関する装置を通じて,科学技術の発展に貢献してきました.ここでは,トヤマの高真空化への取り組みとして超高真空下でスムーズな摺動を可能とする固体潤滑技術,及び超高真空技術を基に工学院大学 坂本教授及び東京工業大学 藤井教授と開発してきた分析装置技術について,紹介いたします.

休 憩 (15:10~15:30)

 
2.高分解能質量イメージング装置と環境試料,機能性材料,バイオ方面への応用15:30~16:30
(工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授) 坂本 哲夫

[講演要旨]
 講演者は学生時代から25年余り,イオンビーム励起質量イメージング装置の開発を行ってきました.2004年度からは高い空間分解能を特長とする高分解能質量イメージング装置の開発を始め,大気環境微粒子の個別分析に注力してきました.その後,装置の特長が各種工業材料の微小視野分析に適合することが判り,大気微粒子以外への応用にも着手しています.今回は,装置の設計コンセプト,基本的性能や特長,そして幾つかの応用例について紹介します.

3.技術交流会(ポスターセッション)16:40~18:30
◆ポスター発表を募集いたします.
 新製品の紹介,研究成果の速報,困りごとの相談,など内容は任意です.現物の展示も歓迎いたします.ポスターはA0サイズ程度,テーブルも用意いたします.ポスター発表・展示をご希望の場合は,Webからの参加申込みと同時に申込みください.資料配布は任意といたします.
 なお,技術交流会においては,茶菓を用意し,懇親を兼ねる形といたします.

申込方法
申込みは終了しました.
問合せ先
一般社団法人 日本真空学会
TEL: 03-3431-4395  FAX: 03-3433-5371
E-mail: ofc-vsj@vacuum-jp.org
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室

詳細

2017年5月24日
14:00 - 18:30
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主催者

日本真空学会