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産学連携委員会11月例会 2017年

2017年11月27日 @ 14:00 - 16:30


日本真空学会 産学連携委員会
平成29年11月例会(第295回)

今回の例会は金属の話題で2人の講師をお招きしました.1人目は,廉価であるがステンレスに近い耐食性を有する新合金を開発された新日鐵住金株式会社の児玉正行様です.真空チャンバーなどへの適用も期待される新合金の紹介をしていただきます.2人目は,次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)の電子ビーム方式の技術開発プロジェクトリーダーの東北大学の千葉晶彦教授です.先生には,第3次産業革命と言われる金属積層造形の特徴と意義について,また,研究成果とこの国家プロジェクトの現状について解説をしていただきます.多くの皆さまのご参加をお待ちいたします.

日 時
平成29年(2017年)11月27日(月) 14:00~16:30
場 所
機械振興会館 6階 6-65号室 (東京都港区芝公園3-5-8/東京タワー前) 交通アクセス
参加費
無 料
プログラム
開会挨拶(日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 入江 則裕 14:00~14:10
1.新日鐵住金の低合金耐食鋼(ARU-TEN)について14:10~15:10
(新日鐵住金株式会社 厚板事業部 厚板技術部 厚板商品技術室 主幹) 児玉 正行[講演要旨]
新日鐵住金では,ステンレスに近い低合金耐食鋼として,ARU-TEN®(以下,アルテン)を開発した.アルテンは,屋内のマイルドな環境において,耐食性と経済性,良加工性を兼ね備えたこれまでにない新耐食鋼で,真空容器等への適用が期待されている.ここでは,アルテンの概要を紹介する.

休 憩 (15:10~15:30)

2.最先端金属積層造形(金属3Dプリンター)の紹介 ―電子ビーム積層造形技術を中心として―15:30~16:30
(東北大学 金属材料研究所 加工プロセス工学研究部門 教授) 千葉 晶彦

[講演要旨]
3Dプリンターは第3次産業革命と言われ,すでに多くの産業での利用が進んでいる.特に,複雑な形状の金属(合金)の3次元構造物を直接生産できる金属積層造形は鍛造材並みの高強度化が可能であることから航空機を始めとして,自動車,医療機器部品などへの応用が進んでいる.電子ビーム方式の金属積層造形に関する講演者の研究グループのこれまでの研究成果を基にして,この方面の国際競争力の向上を図るべく研究開発している現状を述べる.

講演終了後,交流会を開催します.相互の情報交換,講師との懇談など,有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加ください.
時間: 講演終了後~18:30
場所: 「ニュートーキョー」 (機械振興会館 地下3階)※場所が変更になりました.
会費: 3,000円
申込方法
申込みは終了しました.

問合せ先
一般社団法人日本真空学会 事務局
TEL: 03-3431-4395  FAX: 03-3433-5371
E-mail: ofc-vsj@vacuum-jp.org
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室

詳細

2017年11月27日
14:00 - 16:30
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主催者

日本真空学会