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産学連携委員会3月例会 2016年
2016年3月11日 @ 14:00 - 16:30
日本真空学会 産学連携委員会
2016年3月例会(第285回)
近年の地球温暖化への対応は待ったなしの状況と思われ,当委員会3月例会では,“低炭素,持続可能な社会”をテーマに企画いたしました.一昨年の燃料電池自動車の発売などにより,水素社会への関心が急速に高まっていますが課題も多いと聞きます.また,原子力発電の議論にも関連し太陽電池の高効率化と発電コスト低減への要望も多く話題となっています.そこで,今回は東海大学の2名の教授に講演をお願いいたしました.内田教授からは「水素社会」をテーマにご講演を頂きます.木村教授からは,オーストラリア大陸を縦断するソーラーカーレースで有名な「東海大学ソーラーカー」とその要素技術に関するご講演を頂きます.皆さま多数のご参加をお待ち申し上げます.
日 時: 2016年3月11日(金) 14:00~16:30
場 所: 機械振興会館(東京都港区芝公園3-5-8 東京タワー前) B3-6号室(地下3階) 交通アクセス
参 加 費: 無 料
プログラム:
開会挨拶 (日本真空学会 産学連携委員会 委員長) 入江 則裕 14:00~14:10
1.水素のエネルギー利用 (東海大学 教養学部 教授) 内田 晴久 14:10~15:10
[講演要旨]
水素をエネルギー媒体として利用するいわゆる「水素社会」への期待が集まっている.水素は自然界から取ってくることは
できず,何らかのエネルギーを用いて作り出さなければならない.さらに水素の運搬,貯蔵に加え,利用においても工夫が
求められる.持続可能な社会の実現を目指し,どのように取り組んでいくべきか考えてみたい.
休 憩 (15:10~15:30)
2.東海大学ソーラーカーの技術と性能 (東海大学 工学部 教授) 木村 英樹 15:30~16:30
[講演要旨]
太陽光発電で得られた電気エネルギーを利用して走行するソーラーカーは,一度作ってしまえば化石燃料を使わず,CO2
を排出せずに半永久的に走行できる究極の環境自動車である.東海大学ソーラーカーが高い走行性能を発揮するために
導入された高効率な太陽電池モジュール,軽量&低空力ボディ,高容量バッテリ,低転がり抵抗タイヤなどの技術につい
て紹介する.
講演終了後,交流会を開催します.相互の情報交換,講師との懇談など,有意義なディスカッションができますので,こちらにも多数ご参加下さい.
時間: 講演終了後~18:30
場所: 「うすい」(機械振興会館地下3F)
会費: 3,000円
申込方法: 申込みは終了しました.
問合せ先: 一般社団法人 日本真空学会 TEL:03-3431-4395 FAX:03-3433-5371
E-mail:ofc-vsj@vacuum-jp.org
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館306号室
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